NoMaDoS

一級建築士事務所

15 JUN 2020

音楽で都市を拡張するプロジェクト「Over Rap Reality」

【背景】

「音楽がハックする身体と都市のミラーワールドエクスペリエンス」というテーマのもと企画したプロジェクト。

創造系不動産で働きながら、建築ラッパーとしても活躍するカタチトナカミ氏からお声がけいただき、「音楽で街や建築の感じ方や見方を変化させる」というコンセプトを軸に、体験の仕組みやスキーム、コンテンツの形を企画。

このプロジェクトでは、東京に存在する「通り」を選定、その通りのA地点とB地点を決定して、その地点を歩く際に聞くラップミュージックを開発します。

そのラップミュージックでは、歩く際に見える風景や構造物のことがリリックされており、かつその歌詞が指示語のようになっていることで、視聴するユーザーはある種行動を音楽に乗っ取られる。そして、そのリリックは「その通りや土地が普段持たれていないイメージ」に紐づいたものとなっていることで、ユーザーは普段気にしてみることのない街の風景をみることとなります。

音楽によって歩く・見るという行為がハックされ、かつそれによって見えてくる街のイメージは普段見えているものとは異なるものとなってくる。

まるで、何層にも折り重なる都市のレイヤーが立ち現れ、そのレイヤーが生み出すバグの真っ只中にいるような体験コンテンツを考えました。

展開としては、専門サイトを公開しユーザーが自由に「通り・歩く地点・曲」を投稿することができるオープンサービスを目指して、鋭意開発を進めています。

【こだわりポイント】

  • 都市における体験を音楽からハックするという新しい体験の提案

  • 都市はエリアごとに固定のイメージを持たれてしまっているという問いの提起

【プロジェクトメンバー】

企画・プロデュース:NoMaDoS / 田中滉大

コラボレーター:建築ラッパー カタチトナカミ

デザイン:NoMaDoS / 山田麻里衣